祈りが実現するには、パオロの教え①心配しすぎない②すべてに感謝する③神に打ち明けるという事を前回に述べました。
そして、一番大切なのは2番目の「すべてに感謝する」という事もお伝えしました。

しかし、辛い時に「全てに感謝せよ」と言われてもそれは無理です。常日頃から感謝する習慣を身につける必要があります。私はロンダ・バーン著「ザ・マジック」本にであって、毎日感謝すべきことを探しました。例えば、「○○さんに心から感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう」という具合に3~5個、日記帳に記載するのです。

真っ先に書くのは妻に対する感謝の言葉です。続ける中で、不思議と妻に対する不平不満が消えたのです。

どんな時に奇跡が起こるか?イエスは「あなたの信ずるとおりになれ」「あなたの信仰があなたを救った」と言われます。問われているのはなんの宗教を信じているかではありません。問われるのは「心の中に宿しているもの」なのです。

物事を当然だと受け止めていると不平不満、否定的な言葉が出てきます。「夫が家族のために働くのは当然」「妻が炊事洗濯、子育てするのは当たり前」と考えず、夫婦が互いに感謝しあって過ごすとき、祈りは実現します。

せっかく愛のカトリック幼稚園に通っているのですから、この期間中に夫婦が愛し合い、ともに祈る習慣を身につけて下さると嬉しいです。愛する子どものためにです。

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