令和7年度保護者会総会での話の続きです。
特別な支援を要する子どもへの指導は、有難いことですが・・療育専門の「はぐはぐ子ども村」の渡邊先生から個人ごとに具体的に指導してもらっています。積極的に「はぐはぐ子ども村」を利用している子どもの成長は、1年も経つと「成長の差」がはっきりと見て取れます。すばらしいです。
一方で、保護者の中には、必要性を感じながらも①子どもを発達と決めつけられたくない②家では困り感がない。 などの理由で一歩を踏み出せない方がおられるのも事実です。
私はとても残念に思っています。誰の人生でもなく、その子の人生なのです。決して父や母親の人生ではありません。人との関りに困り感がある子が、社会性を身につけることなく大人になったとき苦しむのは本人です。
本園では、一時もジッとしておられない多動の2歳児が入園したことがあります。多動だけでなく感情が爆発するので、それは、も~う大変でした。それでも、年長組になると、本園最大の行事である「クリスマスおゆうぎ会」で、主役に立候補し、見事に演じ切って卒園することが出来たのです。(どれだけ渡邊先生にお世話になったことか。)
ですから、園の先生から相談あったときは、まずは専門家の話を聴いて欲しいと願っています。それから決断してください。
追記:集団活動・生活は人間だれしもストレスを感じます。コントロールできない感情。本人が一番困っていると思えてなりません。
<5月10日の参観日の様子です。文章とは関係ありません>