★人には「時」がある
幼児教育に携わっていると、「何事にも時があり、神は全てを時宜(ちょうどよいころ合い)にかなうように造られた」と言う聖書の言葉を実感することが度々あります。
その最たるものが「クリスマス遊戯会」です。市民会館の大観衆の前で、スポットライトを浴びて聖劇やダンスを発表した時が、将にその「時」だと思います。
先生から離れられない子どもが大役を堂々と果たし、温和な子が会場に響きわたる程の声を発するなど、ある日、突然自分の殻を打ち破る瞬間が見られるのです。
★待つことが出来るか
そこに至るまでには、急かせない、心を傷つけない、「待つ、ひたすら待つ」ことを先生たちが優先していることが嬉しいです。(私自身は、内心はらはらして見守っているのですが・・。)
★飛躍する子ども達
心の葛藤や挫折感を味わいながらも、みんなで成し遂げた「クリスマス遊戯会」。子供たちは今大きく成長しました。先生との関わりも親密さを増し、「先生大好き!」と抱き着く姿も見られて嬉しいです。卒園、進級までにあと2か月。子ども達一人ひとりとの関わりを日々大切に過ごして行きたいと考えています。