贈る言葉・・卒園式での挨拶(保護者向け)
さて皆さん、今年の皆さんに贈る言葉は「Don’t ignore your dreams 」「夢に生きる」です。これは数年前に、全米で臨終間際の人びとに対するアンケート調査で「あなたの人生を省みて何が一番大切か?」という質問に一番に多かったのが夢だったそうです。
そこで、私の夢ですが・・
★これから「どんな幼稚園を作りたいのか?」。それは、ある園児の連絡帳に「娘が、お母さんあと何日寝たら幼稚園に行けるの?と金曜日の夜はいつも聞くのです。幼稚園が大好きな娘です。」と書いてあったのです。これなのですよ!私が作りたい幼稚園は。「園児全員が幼稚園大好き!」と言える園づくりをしたいです。
★幼稚園大好きとなると、先生の人柄が大きく影響しますね。嬉しいことですが、本園は先生がとても人柄の良い、優しい先生ばかりです。その上、保育時間中は(私は1日に少なくとも3回は見て回りますが)、子ども達は夢中になっている。集中力は素晴らしいです。良い保育をしているなぁ~といつも思っています。
特に、今年のらいおん組さんは、すばらしく成長しましたね!昨年の年中さんからは想像できないほどです。嬉しいです。
★このような人柄も良く将来性のある先生たちを研修にどんどん派遣して、保護者の皆さんから「さすがカトリック幼稚園!」と評価される・・・園児にも保護者にも大好きと言われる園づくりがが夢です。そして私が辞めるとき、「あら~預金通帳にはお金が残っていない」と言うくらい子どものために投資したいと思います。
★さて皆さん、そこで皆さんに問いたいのは「どんな人生を歩みたいですか?」「どんな家庭を築きたいですか?」・・・夢に生きていますか?です。
皆さんにお勧めしたいのは、「心に秘めた夢を分かち合う日」を是非設けて欲しい。お誕生日、結婚記念日でも良いです。プレゼントをあげるだけでなく、将来の夢を家族で語り合い、喜びと感謝のきれいな言葉のシャワーを、家族全員が体いっぱい浴びる日を是非とも設けて欲しいです。
そして、何時の日か、「先生、私たちはお互いの夢を語り合う日を続けています。」と言う人が一人でも出ることが、84歳の私がカトリック幼稚園で働いている理由の一つでもあり、大きな夢でもあります。
★Don’t ignore your dreams!(夢に生きる)ご多幸をお祈りします!