私達は保育を始める前に皆でお祈りします。水曜日は「人と自分の良さを見出し、楽しく仕事をしよう」を目指して保育するよう祈ります。
ある日の保育教諭の祈りを紹介します。
「今日、お祈りの言葉を考えようとしたら、子ども達の笑顔だけでなく、先生方皆さんの笑顔が次々に浮かんできました。私は、これまでいくつかの園で働いてきましたが、こんなに優しい大人がたくさんの園は初めてです。幼少時代に出会う大人の影響はとても大きいと言われています。
子ども達の色々な姿を丁寧に受け止め「かわいい」「すごい」と心から褒めている先生方がたくさんおられる幼稚園に通う子ども達は、本当に幸せだと思います。私も、そんなすごい園の一員なんだと思うと嬉しいし誇りに思います。
今日も一日先生方とこどもたちの笑い声がたくさん響きますように、それから、新型コロナウイルスのニュースもまだまだ消えません。一日も早く終息し、マスクもせずに子ども達とすりすりとスキンシップができる日が訪れますように、神さま大きな力をお与えください。・・・アベマリア 恵みに満ちた方・・・(略)」
このようにして、穏やかで平和な心で保育が始まります。何時も「人と自分の良さを見出し・・・」という意識をもって過ごすとき、職場は楽しく保育の質も上がって行くと思います。