県内のカトリック幼稚園は11園あります。毎年この時期に持ち回りで園長・教職員の研修会を開催します。今年は西都カトリック幼稚園が当番で約80人が集いました。
今年のテーマ―は「いのち」です。午前の部では「見失った羊のたとえ」(ルカ福音書15章1~7節)・・神さまとは、100匹を飼っている羊飼いが、もし1匹が迷子になれば99匹を残してどこまでも探しに行く羊飼いみたいな人・・・というたとえ話を、先生がどのように子ども達に理解させるか・・・0歳児から5歳児まですべて同じテーマ―で取り組みを行いました。
その中で、各園の先生達から次のような意見が寄せられました。
・保育内容を「一つのテーマー」で園全体が取り組み、年齢に合わせた内容(ゲームや紙芝居)で子ども達に伝えていたので良いなぁ~と思った。話を聞くだけでは難しいので、紙芝居を使ったり、ゲームで学んだりすることも大切思いました。私もどんどん実践したいです。
・年長クラスを見学しました。「迷子の小羊」の紙芝居は、温かみのある絵が出来ており可愛かったです。先生が羊飼いのおじいさんの気持ち、小羊の不安な気持ち、子どもの気持ちを上手に園児たちから引き出され、とても良い保育だと感じました。
午後の部は「父親とは、母親とは」加藤陽子先生の講話がありました。
・いのちの大切さや素晴らしさを伝える内容でした。特に誕生において「自分で決めて、覚悟して、生きるために生まれてくる」という話は命そのものでありとても感動した。そして、そう言う力を神様は私達に与えて下さっていることに改めて感謝した。
・「生きているだけで100点満点」良い言葉だと思った。何時もこのような気持ちで過ごしていきたいです。